ども、みそおです!Follow @misojicamp
「鍛造ペグって何がいいの?」
ってキャンプ初心者の私は、こう思うわけなんです。と、言うのも今までテントの付属ペグに加えて、お手頃価格のスチール製ペグを使ってたから、特に不満なんて無い
ただ、興味本位で最強ペグと名高いを「スノーピーク ソリッドステーク」を使ってみたら思っていた以上に違いがあったわけなんですよっ!
スポンサードサーチ
最強ペグと名高いスノーピーク『ソリッドステーク』安価のスチールペグと何が違う?
テントやタープを固定する時に欠かせない重要アイテムであるペグ。また、薪置きや蚊取り線香ホルダーなどアレンジも豊富なペグ
ペグとは?
テントやタープ自体の固定や張り綱を固定する際に地面に打ち込む杭のこと
そんなペグですが一口にペグと言っても材質・形など多岐にわたり、地面の状態、土質などによって使い分ける事が理想とされています
そんな重要アイテムであるペグなんですが、テントやタープを購入すると付いてくるピンペグ
このピンペグなんですが、「ペグのオススメ」などのキーワードで調べてみると直ぐに曲がってしまったりと強度的に不安があり、買い換える事をオススメされてしまいます
ペグはテントやタープを確実に固定する為の杭!縁の下の力持ち!
付属ペグ(ピンペグ)って使える?
あまり良い印象のないテントやタープに付属されているピンペグなんですが、とりあえず最初だし! って事で使ってみると……
あぁぁ。確かにしんどいわぁ…
って本当に思う。手がしんどい。
と、言うのもペグが曲がるなどの強度的な事もありますが、芝生など比較的ペグが刺さりやすいサイトであっても ペグ打ちに不慣れな私なので叩きにくく、必要以上に時間を要する時があります
そう言った事もあってしっかりとペグ打ちをし易く、打ち込み面がしっかりとしているペグの方が楽に設営する事を体感したんです
付属ペグでもイケるけど、快適さはあんまり無いよ!
安価スチールペグと鍛造ペグ違いって?
そんな下調べや実体験も重なって「ペグを買い足さな!」となり、 soomloomのお手頃価格1本あたり約100円のスチールソリッドペグを使っていました
いや、不満はないんですがね。調べているとキャンパーから絶大の人気を誇るのが「鍛造ペグ」。なんかすげぇ〜って感じのペグ
そんな鍛造ペグと言えば、スノーピークの「ソリッドステーク(ソリステ)」と村の鍛冶屋の「エリッゼステーク(エリステ)」が二大巨頭として上げられます
出典: snow peak
いや、 鍛造ペグって物は良いんだろうけど20cmで1本約300円ってお高い。いっぱい必要となるペグだし、でも欲しい。試してみたい……
って事で、テントがスノーピークなのでソリステ20を数本用意して違いを体験し、感触が良ければ、全部変えていこうと思うわけなんです
あと、ペグの収納はスチール製工具箱を激推しします
意外とオシャレ?! ペグの入れるケースは頑丈なTOYOの工具箱が使いやすい! – Misoji×Camp
それで、格安スチールペグと鍛造ペグであるソリッドステークを実際に使ってみると結構、違いがあって面白いんですよ〜
ただ、比較する前に結論を先に言ってしまうと
格安スチールペグでも十分に使える! だけど、鍛造ペグだと「より快適に」設営・撤収が出来る!って感じ
その辺りを少し掘り下げて、スチールペグと鍛造ペグを同時に使ってみた時の感想をご紹介しますよっ!
ソリステは、意外と軽い
ジュラルミンやプラスチックペグと比較してしまうと当然、重さがある鍛造ペグなんですが、スチールペグと比較すると結構違います
soomloonのペグは約130g。一方でソリッドステークは約75gと、約半分程度軽くなっています(サイズ20cm時)
数が増えるペグなのでこの重さの違いは、より大きく感じ、個人的にソリッドステークで結構、軽い印象があり、割と驚きました
打ち込みし易い
本体の重量の違いに通じますが、ペグ本体の打ち込む部分の直径の差もあります
soomloonのペグは約10mm。一方でソリッドステークは直径6mmとなっています
この打ち込み部の直径差によってかペグを地面に打ち込む感触が違い、 ソリステは直径が細い事で、より力を必要とせず打ち込む事が出来ます
スチールペグの場合、グングンと入るのに対してソリステはグググッーとなる感じ(伝わるのか?)
この打ち込みやすさは、20cmでは大きな差はありませんが、30cm以上のペグで打ち込む回数が増える時なんかは、より快適になります
とにかく丈夫
(金属・生産設備を扱う職種なのでこういう事を考えるのが好きなので妄想部分があり)
細いので強度的にsoomloomの方が軍配が上がるのか? と思っていましたが……
ペグの丈夫さで言えば、ソリステの圧勝
と、言うのも鍛造ペグと検索しても出てくるsoomloomのペグなんですがメーカー側の仕様には、何処にも「鍛造(たんぞう)」という言葉が使われていません
鍛造とは、金属加工の塑性加工法の一種。金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高めると共に目的の形状に成形する。古くから刃物や武具、金物などの製造技法として用いられてきた。 金属の素材を金型などで圧力を加えて塑性流動させて成形する。
したがって、格安ペグは鍛造品ではなく、ただの鉄の棒を尖らせて、引っ掛け部を溶接、塗装しただけの可能性もあります(たぶん当たってる)
また、(個人的におっ!と思ったのが)ソリッドステークの材質が「S55C」材を使っていること
鉄の材質
一般的に「鉄」や「スチール」と呼ばれるもの中でも『材質』と言うものがあり、この材質によって金属としての性質(能力)が変わります
明記がないので想像の部分がありますが恐らくsoomloomのスチールペグは、SS400 (良くてS45C)だと思います
このSS400材は安価で加工しやすい為、建材や生産設備など多くに用いられている鉄で、よく目にする鉄と呼ばれる大概の物はこの材質です
その一方で、ソリッドステークに使われているS55C材は、SS400材(S45C材とも)と比べ硬度が高く、耐摩耗性に優れた材料となります
要しちゃうと「硬度の高い材質」と「より強度の出る熱間鍛造」で作られたソリッドステークってめっちゃ丈夫!って感じ
引っ掛け部分の強度
強く固定されたペグを抜く際に、ロープを引っ掛ける部分に開いている穴を使い、他のペグやペグハンマーを利用して引っこ抜く感じなんですが
soomloomのスチールペグは溶接で固定されており、割とこの引っ掛け部分が簡単に曲がります(この辺りはレビューでも書かれていますね)
ただ、曲がってしまう要因としてペグの抜き方も関係しており、直線的に力をかけてあげれば曲がる事はありませんでした
が、思いのほかペグが抜けない時に、テコのように引っ掛け部分をグリグリと捻る様に抜くと曲がってしまいます
もちろん曲がってしまっても元に戻す事も可能ですが、何度がやっているとこんな感じに溶接部からポキッと折れてしまいました
その点ソリッドステークは、溶接ではなく鍛造で成形されており、非常に剛性感もあり安心してペグを抜く事が出来ました
スポンサードサーチ
長い目で見るとソリステの方がコスパが高いけども…
ここまでの内容だとソリステ一択! !!
って思ってしまう内容になっていますが、私自身はそこまでソリステ最高! 鍛造ペグ最強! とは、思っていません
キャンプをはじめたばかりでペグに予算を費やす事が難しい上に、 価格を含めてsoomloomのスチールペグ自体の機能も、十分にキャンプに活躍してくれるペグです
ただ、ロープを引っ掛ける部分の強度や設営・撤収時のペグの打ち込み、抜きやすさを考えると鍛造ペグであるソリッドステークの方が明らかに設営が楽は楽
ただ、絶対に鍛造ペグに全て用意する必要性はあまり感じません。(キャンプに行く頻度にもよる部分)
ただ、付属ペグだけじゃ対応出来ない場面も多々ありました。手が疲れた〜
なので、最初は安価のスチールペグを使い、不満や予算の余裕、必要性を感じたらソリステやエリステなどの鍛造ペグに移行する
って具合でも十分だと思います。現に私がソレ
こうやって比較してみるとペグ一つ見ても結構、違いがあってキャンプ道具って本当に面白いですねっ!
おわり〜
私のと少し違うけど、多分一緒のペグ!
アマゾンのまとめ買い対象ですが、ソリステ単品が一番お得な価格ですよ〜
アマゾンまとめ買いより高い……という訳の分からない感じですが、一応リンク貼っておきます
アウトドア情報アプリ『ソトシル』の公式メディアとして参加しています。アウトドアに関する事が満載ですよ!
最期まで読んでいただき有難う御座います。ランキングに参加していますので応援よろしくお願いします。
読者登録していただけると励みになります!お気軽にどうぞー
コメントを残す