「ツーバーナーっていらない……?」
と色々なキャンパーがあると便利だけど、無くてもいい。と、評しているツーバーナーですが、キャンプをしていると欲しくなるシーンが少なからずあります。
そんなツーバーナーって本当にいるの? どんなスタイルだったら活躍するの? 等々、実際に使った印象をお話ししたいと思いますよっ!
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ファミリーキャンプにツーバーナっていらない?どんなスタイルなら必要?実際に使ってみてわかった事
ども、みそおですっ!Follow @misojicamp
” ファミリーキャンプにツーバーナー”
と言う、ある意味フォーマット的で、人数が増えることによりコンロの数が欲しくなるファミリー層には、最適なバーナーなイメージがあるツーバーナー。
その一方で調べてみると、 「いらなかったキャンプ道具」に多く方がランクインさせているのも、このツーバーナー。
と、「必要?不要?どっち?」と、ツーバーナー自体もお値段も結構しますので、なかなか踏ん切りがつかず買えない人も多いのではないでしょうか?(もちろん私です。)
ですが、底辺ブロガーみそお。ここは必要有無を試してみないとわからない。いや、もうツーバーナーという響きがたまらなくカッコ良く、憧れが捨てきれないわけなんですよっ! なんかファミリーキャンパーっぽいし! (これが本音)
と、言うわけで傷有りのB級品として安く 購入した憧れの ツーバーナーを実際に使って使ってみたわかったツーバーナの必要有無、どんなスタイルに活躍するの? と言う感じで、使用感などを交えながらお話ししたいと思いますよ〜。
ツーバーナがいる・いらないキャンプスタイルとは?
最初に言ってしまうと、ファミリーキャンプにおいてツーバーナはあるとかなり便利ですよっ!
……って、ドヤ顔で言ってますが、そりゃ〜当たり前。見た目でわかる。バーナーが二つあるので特にファミリー層には時短にもなり嬉しいメリットですよね。
ただ、「あれば便利。でも、無くてもいい。」という感じのなんとも言えないポジションのツーバーナですが、その実態はどんな感じなのか? と言うのを個人的に思った事をご紹介したいと思いますよ〜。
そもそもツーバーナとは?
キャンプやアウトドアに使う多種多様の中で ツーバーナとは、一つの本体にバーナー部分が2つあるもの を言います。
各社から様々なツーバーナーが販売されており、有名所のメーカーで言うとコールマン、ユニフレーム、ソトなどが上げられます。
その一方で、バーナーが部分が1つあるものをシングルバーナーと言われており、ツーバーナー・シングルバーナーは文字通りバーナーの数で呼び方は変わってきます。
ツーバーナを導入した、我が家のキャンプ料理事情
そして、ツーバーナが活躍するキャンプスタイルを説明する上で、先ずはキャンプ時の我が家の料理事情を説明したいと思います。
基本的にキャンプ中の調理はバーナーを使う。
バーベキューは、ほとんどしない。
焚き火もケトルで湯を沸かす程度。
ご飯は全て出揃ってから食べる。
と、言った感じでガスを使うバーナーやカセットコンロを使って、「ご飯ができたよ! みんなで食べよ!」と言うようなキャンプではあるものの自宅の食事とほぼ同じく様なスタイルとなっています。
どんなキャンプスタイルだとツーバーナーは活躍する?
前置きが長くなりましたが、 ツーバーナーが活躍するキャンプスタイル と言うのを深掘りして考えてみると 「焚き火または炭火を調理に使うか?」 という点に尽きると感じました。
そう言うのも結局のところ個人的に ツーバーナーが欲しいと思うタイミング と言えば……
・忙しい撤収日の朝に、スープ用の湯沸かしとホットサンドを作りたいとき。
・ご飯を炊きながら、おかずなどを作りたい時。
・人のを見て、なんだかオシャレでカッコいいから。
などなど最後の欲望は置いておいて 基本的にキャンプ中の調理用の火として、”バーナーを主体” に考えている中で2つを同時に調理したい時 なんですよね。
そのあたりを我が家のキャンプ料理事情も交えながら詳しくお話ししたいと思いますよっ!
いる・いらないの鍵となるのは「焚き火や炭火」で調理をするか?
先ずは、バーベキューなどで焚き火や炭火を調理の主体とする人は、恐らくツーバーナーのメリットを感じづらいと思います。
と、言うのもツーバーナーの特徴は、バーナー部分が2つある事でそれぞれの調理を同時進行で出来ることにあります。
その一方で基本的に焚き火や炭火などでは、これらを火力として活用して調理をするわけです。
そう言う点から、焚き火や炭火を活用し、調理をするキャンプスタイルでは焚き火という名の大口バーナーがあり、同時に調理ができ、ツーバーナーのメリットが薄れてきます。
また、持ち運びも便利なシングルバーナーも併用する事もできるので、ツーバーナーの有用性がますます無くなると思うわけです。
ただ、別記事にもご紹介したんですが焚き火での料理って楽しくはありますが、煤の汚れや道具選びなど結構、大変な部分があります。(でも、湯沸かしぐらいはガス代削減になりますよ〜。)
そうではなく、ガスでお手軽に調理し、より効率的にしたい! ってファミリー層にはツーバーナーは、かなり活躍してくれると思います。
キャンプ中の食事方法にもよる
加えて、 キャンプ中の食事方法の違いによってもツーバーナーのメリットを感じ易さが変わってきます。
先にも上げた焚き火などでの同時での調理の他に、バーベキューの様な調理と食事が同時進行に進む場合には、 網や鉄板の上で焼き上がった物から適宜食べる という形となります。
そうなると ツーバーナーのメリットである”調理を同時に終わらせられる時短要素”を感じない 部分です。(カセットこんろの焼肉スタイルも含んで)
その一方で、全部を調理・盛り付けが終わってから一斉に食べると言うスタイルの場合(我が家です。)、バーナーが2つある事で調理時の作業効率が上がります。
アウトドアと言う場なので、特に冬の気温が低い時などは、先に作った料理も少し冷めてしまったりするので、より便利さを感じます。折角のキャンプなので出来立てのご飯が食べたいですもんね。
そう言った感じで “キャンプ中のご飯の食べ方” によってツーバーナーのメリットである “同時に調理する” 事の恩恵を感じ易くなる と思います。
ファミリーキャンプにおけるツーバーナーのメリットや使用感
基本的にバーナー主体のファミリーキャンプ。と言うのがツーバーナーの利便性のメリットを感じ易い という印象がありました。
ここからは、「お、意外とツーバーナーが欲しいかも?!」と思った人向けに、ツーバーナーの使う前のイメージとの差や使用感をご紹介したいと思いますよっ!
五徳のサイズ感が良い。
火の上に調理器具を置く為の器具である五徳ですが、ファミリーキャンプでは人数が増えることにより、フライパンなどもサイズも大きくなります。
シングルバーナーでも不可能ではありませんが、やはり安定して使いたい部分でもあるため「ある程度の大きさ」が欲しいところ。
そう言う点からもツーバーナはしっかりとした安定感がある五徳があります。
また、大きめの調理器具でも安定した五徳と言ったら家庭用のカセットこんろもあげられます。
ですが、カセットコンロの五徳の形によっては、ケトルなどアウトドア用のクッカーなどは直径が小さい調理器具との相性が悪く、場合によって不安定になります。
(写真のケトルはギリギリ(汗))
その点、アウトドア用のツーバーナなので細かい五徳が取り付けられており小さい調理器具でも安心して使用できました。(ツーバーナーによるとは思いますが)
実はツーバーナーって、そこまで大きくない
また、ツーバーナーの一つのデメリットとして上げられているのが大きさがよくあげられています。
もちろん、アウトドア特化のシングルバーナーの様な軽量・コンパクトなバーナーと比較してしまうと、全くもってその通りで大きいです。
ですが、人数が増えるファミリー層には少々、小さ過ぎて使いづらい場面もあり、自然と ファミリーキャンプではカセットこんろの使用率が高くなります。
その一方で、最近のツーバーナーでもシンプルで割とコンパクトなモデルも多くあり、ビックリする程のサイズ感ではなくなってきていると思います
そう。意外と大きいイメージのあるツーバーナーですが、カセットこんろと比較するとビックリするほどの差はありません。
実際に手持ちの カセットこんろとツーバーナーを比較してみても、そこまでデメリットになるようなサイズ感ではない 印象があります。
選ぶギアなどにもよる部分ではあると思いますが、それを差し置いても ツーバーナーの “大きさ” のデメリットは強く感じませんでした。
シングルバーナー二つではダメなの?
もちろん、シングルバーナー(又はカセットこんろ)を二つ並べて使うことも可能で、こちらの方が、場所の移動もし易く、調理器具によって選ぶ事も出来たりとフレキシブルに対応できるサイトになります。
実際に私自身もカセットコンロとシングルバーナーを併用して使っていましたし。
ただ、ツーバーナと比較すると……
シングルバーナー2つは意外とお高い。
カセットこんろは、意外と場所が必要。
場合によってはガスの種類が増える。
と、カセットこんろとシングルバーナーを併用して使っていたんですが、これはこれで不満はありました。
特に、CB缶とOD缶の2種類を使用していた為、保管場所や持ち運び、各残量チェックなど手間な部分がありました。(計画不足とも言う。)
そういう点からも同じガスカートリッジを使う事でツーバーナーの”消耗品の管理のし易さ” の印象があります。
ただ、あくまでファミリーを主体にし、「ソロキャンプはしないよ」という方の場合に限っています。
ソロキャンプもやりたい! みたいな方はソロ兼用のシングルバーナー1つ。ファミリーキャンプでは、カセットこんろを追加してあげるものも一つの手ではありますので、全体的な道具のバランスを考えてあげると良いですねっ!
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ツーバーナーは、”絶対” ではないけどキャンプスタイルによっては活躍するよ!
と、個人的にはツーバーナーを実際に使ってみた感想としては、大満足な結果となったわけです。
ですが、実際に使ってみると確かにキャンプのスタイルや調理方法、食事の仕方によってツーバーナーは「いらないかも?」という印象があります。
色々なキャンプの楽しみ方がありますので、ツーバーナーの導入を検討されている方は、一度自分自身のキャンプスタイルを振り返りながら手にしてはいかがでしょうか〜? (個人的には超オススメですよっ!)
おわり〜
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