「ランタンってどうレイアウトとしたら……?」
と、普段の生活とは違いアウトドアという不慣れな環境で過ごすキャンプ。自宅や街中とは違い自然の中では、外灯等も少なく非常に暗い印象があります。
そんな暗い中でも過ごすために必要な道具「ランタン」。そのランタンってどれくらい必要で、どう配置したら? みたいに悩んでしまいます。
そんなランタンのレイアウト・配置やその活用方法など、お話ししたいと思いますよ?っ!
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ファミリーキャンプのランタンの配置 | レイアウトや方法ひとつで全然違った?!
ども、みそおですっ!
キャンプという趣味はアウトドアで宿泊をする趣味。
そう。自然の中でロマンを感じ、キャンプ料理を食べ、焚き火を愛でて、夜を過ごす趣味といっても過言でありません。(たぶん)
ただ、”宿泊をする=夜も過ごす”という事となり、そこで必要となってくるキャンプ道具がランタンというわけです。今回はそんなキャンプ(特にファミリーキャンプ)のランタンの配置や我が家の活用方法などお話ししたいと思いますよっ!
ファミリーキャンプにランタンはどれぐらい必要?
そう、夜中でも過ごすために必要な明かりを作ってくれるランタン。自然の中にあるキャンプ場で人の手が加わってるとは言え、明るい外灯等もないため、意外とサイト周辺は暗いです。(これは本当に意外でした。)
特にファミリーキャンプではーーー。
- 火器類など危険な道具も多くあり、不注意で倒したら……。
- ロープなど転ぶ要素満載。
- 正直、調理しててもどれくらい焼けているのかわからん。
などなど、ソロキャンプや大人だけの雰囲気を楽しめるキャンプでは全然あり中のありです。ですが、ファミリーキャンプ中にこの “暗さ” というのは中々、しんどい思いをします。
それでは、ここからはファミリーキャンプのランタンってどうやって配置する? どんなランタンが良い? などなど私自身の経験などお話ししてみますので、ご参考にしてみてくださいっ!
最低でもランタンを2つ+ヘッドライトが必須!
もし、本当にしぼって、しぼって、しぼって、本当に最低限のランタンをファミリーキャンプに持って行くとしたら?
と、問われると私であれば「ランタン2つ+ヘッドライト1つ」が最低限数と答えます。(ヘッドライトをランタンと言ってしまっていいのかわかりませんが……)
ファミリーキャンプではソロキャンプなどと比べて自然と人数、場所の大きさ、持ち運び頻度が、大きく異なると感じており、割とソロキャンプでは少し暗い独特の雰囲気を楽しみながら過ごすのが魅力的です。
ただファミリーキャンプでは子供と一緒に行動することで、予想外の動きや想定外のことが起こったりするため、暗さを楽しむというより、いかに “安全に” 過ごせるか? が重要になると思っています。
しっかりと暗さ対策をして夜のキャンプを楽しむ!
メインランタンは一つ。インナーテントに1つのLEDランタンがあれば大丈夫。
ファミリーキャンプでは、リビングスペースになるタープやツールームテントでは前室部にメインの高い光量のランタンが一つ。そして、就寝スペースであるインナーテント内にもう一つ。
これらの2箇所がファミリーキャンプでは、最低限必要となるランタン数だと思う理由ですね。
と、言うのもこれ以下(現実的にはリビング部の1箇所)では、かなり使い勝手が悪いと思います。
その理由としてーーー。
- 子供はテント内にいるけど、大人はリビングでまったり〜……
- 消灯後にトイレに行きたいけど、え?もうランタンがなくて暗い……
- いや、そもそも一つだと影ができて、想像よりも明るくない……
と、いう様に意外とファミリーキャンプでも全員が同じ行動する時以外の時間もあったりするので、持ち運び用のランタンも兼用すると考えるとやはり最低でも2つは必要となります。
そして、夜間時のテントからのトイレや炊事場への移動にもランタン(ヘッドライト)が必要となります。
キャンプ場のほとんどの場合は、トイレや炊事棟自体に夜間灯がありますが、歩道など十分な外灯がある方が稀です。
場所によっては舗装されておらず、足場も悪いキャンプ場もありますので、この夜間時にも移動できる用のランタンがあるのとないとでは、全く違いますよ〜。
子供の数だけテーブルランタンを用意
そういった経緯から、テント・タープへの固定用ランタン(メインとサブ)、持ち運び用ランタン(テーブルランタン)がある方が良いと思っています。
持ち運び用として我が家ではお手頃価格で人気のスマイルランタンを2人の子供に一つずつ用意しており、1人がトイレへ行く時には移動用として使っています。
持ち運び用ランタン意外にも大人用として、テーブルランタンがあると “よりキャンプらしい雰囲気” になるのでオススメ〜。
我が家のランタンのレイアウト・活用方法
軽く説明してしまいましたが、そんなランタンのレイアウトですが、我が家での配置例を実際に使っているランタンなどをご紹介したいと思いますよっ!
前室部にメインとテーブルランタン
先ずは1番の居住スペースであるリビング部(テント+タープならタープに該当)で、ベアボーンズのエジソンストリングライトを我が家では、使っています。
非常に高い光量で暗くなってからも安定した明かりで照らしてくれのでやはりリビングには光量の多いランタンがあると違いますね。
また、エジソンストリングライトを使っててより感じるのですが、リビングには大きいランタン一つよりも、そこそこの明るさのあるランタンを数個、配置してあげる事をオススメします。
それは細かく配置する事で照らされる方向がいくつもあり、死角が少なくなり、満遍なくサイト内を照らしてくれるからですね。
また、光量の高いランタンといってテーブル上が微妙に影になってしまったりするので、ほの補填的な兼ね合いもあってテーブルランタンを使用しています。
また、テーブルランタンがあると子供が就寝した後にのんびりと過ごしたいけど、光量を落としたいという時にも便利ですよ〜。
インナーテントの常夜灯として
続いては、特に就寝時に使うことにはなるインナーテント内のテント。こちらには細かく調光ができるベアボーンズリビングのビーコンを使用しています。
この細かく調光できるランタンの方がインナーテントには使い勝手がいい印象があります。それはーーー。
- インナーテント内で過ごす時の常夜灯明かりとして。
- 就寝中に最低光量にして、室内灯代わりとして。
- 就寝中にトイレなどで起きた際に、使う明かりとして。
などなどの理由があります。特にファミリーキャンプでは、夜中に子供が起きてしまい……みたいなシーンになった際に真っ暗な状態では、何もわかりません。
そういう点からも明るい時には明るく、暗めの時には暗くといった感じでオンオフだけではなく様々なシーンに活躍できるランタンが便利ですよ〜。
虫除けに出口に大光量のランタンを少し離した位置に
また、特に夏の時期に言える事ですが真っ暗な中に灯りがあるとよってくるのが虫。自然が近いキャンプなので仕方のない事ではありますが、蚊や蛾、羽虫など寄ってきてくるのはちょっと嫌……。
そういった “虫除け対策” に、光量の高いランタンを居住スペースとは少し離した位置に設置する事で、虫たちもそちらへ誘導してあげる事ができます。(テント・タープが虫ゼロになるわけではないですが……)
ランタンの光を生かす設置法とは?
ただ、光量に応じたメインやサブ、テーブルランタンを揃えても「思ったほど明るくないなぁ〜」って思う方もいると思います。(あ、私ですよ?)
そう。どんなに素晴らしいランタンでも使い方によって、その “明るさ” という恩恵を受けるか逃すか分かれてきます。
その持っているランタン(特にメインに使う様な)を生かすには高い位置から下方向へ照らしてあげることが、何よりも大事だと思っています。
これは百聞は一見にしかず。嫁に夜中にリビングで何やってんの?って、顔をされながら実際に見比べてみるとわかります。同じ光量のランタンでもテーブルに置くのと、テーブルの上から照らすのとで、これだけの差があります。
やはり上からランタンを照らしてあげる事で広範囲に、満遍なく明るさを確保してくれるわけです。
これはキャンプ場現地でも同じことが言え、リビングスペースなど食事やくつろぐ際にはこの事を意識してあげるだけで、雲泥の差があります。
ここからはそんなランタンを上にぶら下げてあげる際に活用していることなどをご紹介したいと思いますよ〜。
ランタンスタンドを活用する
上から照らす事のできるキャンプ道具で定番なのが、ランタンスタンド。これを一つ置いておくだけで、簡単に上に設置することができます。
様々なランタンスタンドがありますが、我が家では打ち込み式(一本足)のランタンスタンドを使っており、主にテントの外にランタンを配置したい時なんかに使っていますが、ツールームテントの前室部に使っている方もいる様です。
ポールにはランタンハンガー
もう一つお手軽でランタンを吊るすことのできるキャンプ道具のランタンハンガー。
このランタンハンガーは、タープのポールやテントの前室用のポールなどに取り付けてあげる事で簡単にランタンを吊るしてあげることができます。
お値段も比較的リーズナブルにものも多くあり、タープの際に入り口付近の照らしたい時やソロキャンプのメインランタンを置く際なんかにも活用しています。
幕内などにはガイロープで対応
また、個人的に多用しているのが少し慣れが必要になりますがガイロープをテントやタープの上に設置してあげる事で、ランタンなどを吊るすスペースを作ることができます。
主にタープ下やツールームテントの前室部にガイロールを追加してあげています。この際に一つポイントがありますが、ロープそのままだと引っ掛かりがなく、滑りやすい状態となっています。
その対策として「イングリッシュマンズ・ループ」というロープワークで輪っかを作ってあげる事で引っ掛かりができ、吊るすことができます。(かなり簡単なので挑戦してみてください。)
また、ちょっと「ガイロールは難しいそう……」という方は、ハンギングチェーンという既に輪っか等がある帯がありますので、そちらを利用してもいいと思いますよ〜。
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ランタンをしっかりと配置して、安全にキャンプを楽しもう!
意外とランタンは、明るさにフォーカスが当てられますが、実は使い方一つでがらりと印象が変わってしまう道具でもあると思っています。
また、ランタンによっても下方向への明るさが得意であったり、優しくテーブルを灯してくれたりとランタンによっても性格が変わってきます。(可愛いやつです。)
ファミリーキャンプにおけるランタンの配置についてお話ししましたが、キャンプは怪我とも隣り合わせな趣味でもあり、しっかりを運用を考えたいところ。
もし、ランタンをこれから買うぞー! という方は「どこに設置して、どんな風にもレイアウトするか」も、私みたいに勢いで購入せずに想像しながら配置を考えてみてくださいねっ!
おわり〜
ご参考にまでに今回、ご紹介したランタンのレビュー記事をリンクを貼っておきますので、チェックしてみてください。
ランタンのレイアウトって意外と大事!