「ファミリー用のテントってどれがいいの?」
と、重い腰を上げて今からファミリーキャンプをはじめるぞ! やりたいぞ! となった時に悩むのが色々な形のあるテント選び。
今回は、まだまだキャンプをはじめて短い期間ではありますが、いろいろなテントを使ってみた印象や特に感じたことなどを実体験ベースでご紹介したいと思いますよっ!
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【テント選び】ドーム・ツールーム・ワンポールのどのテントがファミリー向けテントなの?キャンプをはじめた3年生が振り返ってみる
ども、みそおですっ!Follow @misojicamp
これからファミリーキャンプをはじめるーーー。
と、家族の思い出づくりや子供の自然体験などいろいろなイベントが盛りだくさんなキャンプをはじめてみようと思う方もいると思います。
そうなると悩むのがテント選び。
アウトドアブームも後押しし、多種多様なテントがあるのでいったいどのテントがいいんだろうか? と悩んでしまいます。
と、言うわけで今回はドーム、ツールーム、ワンポールテントを使ってきましたが、四季折々のキャンプを過ごしてきて「もし、今からはじめるならどんなテント?」や、各テントを使ってみて特に印象深い部分を抜粋してお話ししたいと思いますよ〜。
ドームテント
“ザ・テント” というべき、王道な存在であるドームテント。「テントと言えば?」と聞かれて想像するのがこのドームテントではないでしょうか?
比較的エントリーモデルからハイエンドまで価格帯や大きさ、形なども含めて幅広いテントがあるのも一つの特徴と言えると思います。
サイト内のアレンジが豊富
ドームテントを使う場合にリビングスペースとしてタープを連結または、併設してあげるのがファミリーキャンプでは一般的。
ドームテント内だけで過ごすにはテントの大きさが足らず、プラスしてタープを張ることで居住スペースを確保できるわけです。
このテント+タープは、いろいろな使い方ができフリーサイト等の広いサイトでは、少しテントから離して張って開放感のあるリビングとして。また、小川張りと呼ばれるテント入り口にタープを張って大きな前室を確保したりとサイト内のテント・タープの配置のアレンジさがドームテントの一つ魅力と言えます。
ただ、メリットにも受け取れるドームテントの “アレンジの豊富さ” ですが、個人的にはデメリットでもあると思っています。
それは、連結できるスペースがないので? 張綱をどうすれば? サイト内に木がある?! などなど、様々な形や大きさがあるキャンプ場なので場合によっては 設営の際に “臨機応変さ” を求められるシーンも少なくありません。
タープの位置が微妙で、テントが設営できないーーー。
みたいな事もあったりします。(恥ずかしながら実体験)
このあたりはキャンプ場選びにもよる部分なので、一概には言えませんが、多少のドームテントとタープの併用は “慣れ” が必要がある印象があります。
背が低いテントが多い
そして意外と不便だったのが、ドームテントの低さ。全体的に全高が低めに設定されているものが多く、大人だと前屈みにならないと立つことができないドームテントが多くあります。
ファミリーキャンプだと荷物を出し入れしたり、大きなマットを敷いたり、着替えをしたりとテントを出入りすることが意外と多くあり、この低さがしんどかったりします。
子供は特に不便に感じていない様ですが、身長が低めの嫁ちゃんもなかなか辛そうにしていましたーーー。
基本的にドームテントの場合にはテント内で過ごすことは少ないとは思いますが、こういったちょっとしたシーンに煩わしさがある印象があります。
ツールームテント
一つのテント(外幕)にインナーテント、リビングが一つにまとまっているのがツールームテント。
大型のトンネル型やロッジ型なんかもありますが、細かい仕様は変われど基本的には一つの幕体のインナーテント・リビングスペースがあるテントをツールームテントを指します。
テントとして、幕体の大きさからフレームの数が比較的多くなり、重くなりますが “ファミリー向け” というカテゴライズに入ると思っています。
そして、個人的に ファミリーキャンプに一番、オススメのもこのツールームテントです。
圧倒的にファミリー向け
最初にお話しした通り、ツールームテントはファミリー向けです。もうこのツールームテントを使ったら戻れないぐらい快適です。特に園児のいる我が家には本当に快適ーーー。
動線場に張綱がない。
寝室とリビングが隣り合わせ。
背が高く、体も楽。
室内面積が広い
などなど、数えきれないぐらいファミリーキャンプに適したテントと言えます。この辺りの詳細は別記事にメリット・デメリットを記載していますので、気になった方はチェックしてみてください。
設営はそこまで難しくない
また、「え?!いきなりツールームテントって難しそう……」ってあまりにも大きいテントなのでこうやって不安になる方も多いと思います。(あ、私です。)(あ、今でもです。)
実際にドーム、ワンポールテントと比較すると幕体の重さ、フレームの数、全体的なサイズ感から ツールームテントの設営難易度自体は上がります。
ただ、ひと昔前であれば、見慣れない取扱い説明書を見ながら、似たようなフレームを使って、意味のわからない専門用語が書かれておりーーー。
と、いう感じだと思います。
ですが、現在ではメーカー公式・YouTube 等での設営動画があったり講習会が開催されていたり、またフレームに色分けしたテントなどもあったりと ツールームテントの設営の敷居は低くなっている と思います。
また、ツールームテントに限った話しではありませんがはじめてのテントを購入した場合には、試し張りをした方がより安心感を持ってキャンプが出来ますよ〜。
デカいし、重い
ツールームテントの最大のデメリットは、やはり”収納時の”大きさと重さ。
普段の保管から車への積載・荷下ろし、キャンプ場での持ち運びなど、テントを持ち運びするシーンは少なくありません。車の乗り入れ不可のサイトだと持って歩かなければなりません。
こう言った時に「あぁぁツールームってシンドイ……」って思います(汗)
おおよその人は、設営しているテントよりも収納している状態の時間の方が圧倒的に多く、このデメリットは覚悟しておく必要があります。
ただ、それさえ乗り切れば広々としたスペース、屈まなくてもよい高さなどファミリー層には嬉しいポイントがあるので、保管場所に余裕があるか? なども含めて検討したら良いかと思います。
ワンポールテント
その独特のシルエットと設営の手軽さから人気のあるワンポールテント。今のキャンプ場で見ない日はない!と言ってもいいほど、人気の高いテントです。
各社からさまざまなワンポールテントが世に送りだされており、ベルテントや前室を付きテントに加えて、ソロ向けからデュオ、ファミリーサイズまでドームテントと引けを取らないぐらい幅広くあります。
※正確には所有しているテントはファミリーサイズのワンポールテントではありませんが、おおよそ同じような感じだと想像しています。
とにかく設営が簡単
ワンポールテントというぐらいなので、フレームが基本的には一本。比較的設営が簡単なドームテントよりも、 設営が簡単なのがワンポールテントの一番の特徴 だと思っています。
この利点は特筆するぐらい簡単で、現在のワンポールテントでは設営ガイドがあるものも多く、それらに参考にペグを打ち、幕体をひっかけて、立ち上げるだけ。というぐらい簡単です。
この “設営保管の手軽さ” というとはキャンプをこれからはじめるぞ!というのにかなり敷居を低くしてくれる要素だと思います。
タープとの連結には一工夫が必要
ただ、先にもお話ししたドームテントと同様に季節等によってタープを連結したい! というとなると話しは少し変わってきます。
ドームテントはメーカー側からもセット売りされていたりテントとタープの連結の難易度は高くありませんが、ワンポールテントでは工夫が必要となります。
調べた限りカラビナ等でテント入り口に取り付けたり、入り口横に少し被せるように設営したりと、ドームテントほどはじめてでも簡単にというわけにはいかないわけですね。
ただ、「タープはいらない!」「連結をせず、横に設営する!」みたいな時にはドームテントよりも背が高く、 テント内での居住性がワンポールテントのほうが高い のでそこまで苦にならないと思います。
(実際に冬にタープなしで過ごされている方も多くいます。)
そういうことからタープとの連結に関しては、どのようなスタイルを求めるか? 広々とした前室が必要か? などから、そこまでデメリットとは言えないとは思いますよ〜。
高さはあるけど、室内面積は低め
これはワンポールテントによる部分ではありますが、三角形のシルエットからテント自体の高さがあるので意外と居住性は高いです。
その反面、テントの角度によって室内のテントの縁に高さがなく、有効面積としては他のテントと比較すると小さくなります。(要するにデッドスペースが多い)
ただ、ベルテントを代表としてシンプル三角形ではなく、テント側面が少し立ち上がっているテントもありますので、このあたりは選ぶテントによる。という感じです。
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ファミリーキャンプのテント選びを振り返ってみて
なかなか難しいテント選び。特にファミリーキャンプでは、ちょっとした機能、スペックの違いなどで居心地が違ってきます。
やはり子供を連れてのキャンプなので、ゆったりまったりする空間づくりをしたいですからね。
個人的にはツールームテントを推していますが、ドームテントやワンポールでももちろんキャンプはできますので、今回の内容を参考にしながら、実物を見て、検討されてはいかがでしょうか〜?
おわり〜。
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